2013年10月5日土曜日

ハノイで半年を振り返る

ベトナムの社会起業家支援のプロジェクトに参加して半年が経ちました。
4月は国内でプロジェクトを進め、5月にベトナムの首都ハノイに飛び込みました。そして来年の3月に帰ってくる予定です。
ちょうど半分が過ぎたこのタイミングで、半期を振り返ろうと思います。

【仕事】
・4月~6月
プロジェクトの進め方を全く理解していなかった私は、プロジェクトの進め方にものすごく苦しんでいました。
合意形成を積み重ねるという概念すらなかった私は、3歩進んで3歩下がる状態。駄目なことはわかっていても、何がわかっていないかわかっていなかったので、なかなか苦しかったです。
社内でも、コイツは何をやってるんだろうと思われているんじゃないかという不安がつきまとう。
会社の方針が変わったのをしばらくたってから知らされて、信用されていない気がして凹んだりしていました。

・7月~9月
7月に入って、少しずつ状況は改善されました。
プロジェクト内、社内でのコミュニケーションの取り方に慣れ、仕事の仕方もわかってきて、徐々にペースをつかめるようになってきました。
成果出ているかと言ったらまだまだですが、むしろようやっと成果を出すことに正対できそうな感じです。


【食事】
・朝食
果物→食パン→シリアル→なし→菓子パン+豆乳という変遷を経ています。寒くなったら朝フォーするかもしれません。

・昼と夜
大体ローカル食堂行ってます。
昼はたまにパンとチーズと果物ジュースで軽く済ませることもあります。
夜は、コムビンザンというご飯+おかずを選んで食べる定食。

休日はいろいろ食べています。日本食食べたりハンバーガー食べたり、ローカル焼き肉食べたり。


【体調】
すこぶる良好で、まだ風邪ひいていません。一回だけ怪しいことがあったかな…。
下痢はよくありますが、元々お腹が緩い体質なので全然気になりません。
ご飯を欠かさず食べることと、睡眠時間の確保を全力でやっているおかげだと思います。


【人間関係】
コミュニティと言えそうなのが3つ。

・OXI(働いている会社)
たまに一緒にご飯食べたり、親族のイベントに参加したりしてます。
同族経営どころか従業員も親戚多いので、家族の一人みたいになっています。

・ハバタク(参加しているプログラムの主体)
自分と同じプログラムに参加しているいけのんと、運営側としてインターンしているみさち。
普段の仕事場は違いますが、休日は大体会っています。
境遇が同じなので仕事の話からプライベートな話までよくします。

・Golden Pigs(駐在員バスケチーム)
7月末から週末にバスケしてます。
当然のように皆さん年上なので可愛がってもらっております。
アフターが日本食なので食い意地を張ってしまう。

あとはこっちで新卒で働いたり留学している同年代の友達とか、仕事やらなんやらで知り合ったこっちの学生と遊んだりというのもあります。


【恋愛】
してない…


【語学】
・ベトナム語
赤子レベル。帰国までに幼稚園児レベルに達するかという所。

・英語
半年前に比べたら、仕事で使う語彙が増えたのと英語が比較的すぐ出てくるようになったところは向上していると思います。
ただ、3か月前ぐらいからあまりレベルは上がっていない気もします。
もっとレベルを上げるならインプットの絶対量、さらに上げるならフィードバックが必要だと思います。


【総括】
楽しく生活を送るのに何が必要か考えたら、「自己肯定感」だなと思いました。「自信」と言っても良いと思います。
では自分は何があると「自己肯定感」を持てるか。今のところは、「仕事の調子」と「周りとの人間関係」の2つのようです。

今年度私は、上記の二つともゼロの状態で始まりました。初めて会う人たちの中で、実績もない自分が仕事をする。プライベートでも、すべての人が初めましてという状態。
そんな中で、仕事の中で作る資料の一つ一つであったり、話をしたりご飯を食べたり、頼ったり頼られたりしながら打ち解けていく一人一人の人達が、自分の自己肯定感を少しずつ支えてくれるんだなと思いました。

ちなみに、「生活水準」も大切かなと思ったのですが、不便な生活こそ不幸でも、リッチな生活が自己肯定感を促すかと言ったらそれほどでもない気がします。今のところ。


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