2013年10月28日月曜日

タイに行ってきた

先日、1週間ほどタイに行ってきました。
目的は、ビザの更新と観光。プロジェクトが折り返したタイミングでの小休止です。

先に言っておくと、この記事は、普段大してハノイを紹介していない私がタイの紹介をするという記事です。


【タイ紹介①:ご飯】
カレーとか麺とか海鮮とか果物とか、美味しいものが沢山あります。
タイの料理は全般的に辛いので、辛いのが苦手な私は唐辛子少なめをお願いしていました。

グリーンカレー。
タイは色んな種類のカレーがあります。

 プーパッポンカリー
蟹と野菜を卵でとじて、カレーの味付けをしたものです。
私としては今回のベストですね。


パッタイ
数種類の麺と野菜を混ぜる台風焼きそば。
屋台で食べました。


カオマンガイ
鶏肉をご飯に載せて、タレをかけて食べます。
東南アジアだったらどこでも同じようなのあるのでは、と思いますが、
とりあえず安定の美味しさです。


トムヤンクン
お馴染みタイのスープです。
魚とか海老とか入っています。
辛さ控えめで注文したけど辛かった。

名前忘れてしまいましたが、麺です。空港で食べました。




タイはマンゴーのデザートが有名です。
マンゴープリン、マンゴーアイス、
そしてカオニャオ・マムアンという、もち米とマンゴーのデザート。


ココナッツも美味しいです。
こちらはココナッツアイス。
実をくりぬいて、ココナッツアイス、果肉、ナッツを入れます。



【タイ紹介②:観光地】

遺跡と王宮がいくつかあって、美しい建造物が見られます。
私は、バンコク市内にあるワットポーと、アユタヤの遺跡もろもろを見て回りました。
あとはバックパッカーの聖地として有名なカオサン通りですね。

ワットポー。
王宮とワットアルンがメインなんですが、時間が無くて回りませんでした。

超巨大な涅槃像。
涅槃というのは、この世のあらゆる煩悩から解放され、悟りの境地に達することで、
同時に死を意味することでもあるそうです。目は開いてますが。
ちなみに帰ってから調べました。

 アユタヤの遺跡。
アユタヤ自体は町の名前で、
街の中にアユタヤ朝時代の遺跡が点在しています。

 ちょっと有名な、木が仏様を包んで育ってしまったもの。

 アユタヤには、小さめのアンコールワットがあります。
本物の迫力はないですが、こちらも美しい。

カオサン通りのそば。
バックパッカーの聖地というよりは観光地で、
屋台や生演奏があちこちにあり、毎日がお祭りという雰囲気でした。


【タイ紹介③:マッサージ】

タイ古式マッサージの総本山と言われているらしい、ワットポーの中にあるマッサージを受けてきました。
30分コースで、フットマッサージと全身マッサージ両方してもらいました。

終わった後、ものすごく体が軽いです。
重い荷物を背負って沢山歩いた足も、リセットされました。
実はマッサージ屋さんでお金を払ってマッサージって初めてだったんですが、ハマりそうだと思いました。

残念ながら撮り忘れてしまって写真はないです。



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今回の旅では、バンコクとハノイを無意識のうちに比較することが多かったので、その違いについても書いておきます。
発展度合いでは断然バンコクが先を行っているのですが、意外とハノイも良いとこあるな、というのが感想です。


【交通】
首都のバンコク中心部では、鉄道と地下鉄が通っています。ハノイにはないのでうらやましい。
自動車と違って、移動時間を少ない誤差で見積れるのが良いですね。

タクシーの乗り方に関しては、ハノイの方が容易だと思います。
ハノイは、目的地を住所で言えば(見せれば)、行きたいところにほぼ確実に行けます。
バンコクは、住所を見せてもわかってくれないし、通りの名前もダメだし、行きたいところをドライバーに説明するのに骨が折れました。
それから、ハノイはメーターを使いますが、バンコクだと観光地や中心部で拾うとメーターを使おうとせずに値段交渉で吹っかけてきます。そんなわけで、ちょっと歩いてからタクシー拾っていました。
故意か過失か、遠回りするドライバーはバンコクもハノイもいますね。

それからバンコクで驚いたことは、渋滞が酷いことです。
ハノイも時間帯によってはものすごい渋滞が発生しますが、バンコクの方が酷いと思いました。ハノイはバイクが多いからなんでしょうかね。
もう一つ驚いたのは、バンコクではクラクションをあまり使わないし、車線を意識して車が走っていることです。これはハノイに毒されているだけな気もします。


【食事】
実は、ハノイの料理の方が好きだったりします。
ハノイの料理の方が日本人の口に合っていると思うし、ハズレ料理が少ない。
タイの料理もすごく美味しいです。ただ、ハノイしっくり来る感には敵わないですね。
あと、タイは料理が美味しいって有名だから、さぞかしめちゃくちゃ美味い物が食べられるのだろうと、来る前にハードルを上げすぎたのもあるかもしれません。

タイ料理ではないですが、バンコクは発展しているだけあって、国外から入ってくるレストランの種類が多様です。日本食の充実はもちろん、一か所に居ながら多様な食事ができるという意味では圧倒的だと思いました。


【在住外国人】
バンコクは、在住者っぽい外国人が圧倒的に多いですし、その国籍も多様です。ハノイでアフリカ系の人とか、顔を布で覆っているムスリム女性なんて全然見かけません。
バンコク中心部は、レストランの種類が多様だったり、イスラム教徒のためのお祈りスペースが整備されていたりして、多様な人々に配慮がなされた街づくりがされています。
鶏と卵ですが、外からの人の流入と、それに合わせた街づくりが良いサイクルで回っていると思いました。



そんなわけでタイでした。
久々に、移動で疲れ果てて宿のベッドにダイブする快感とか、意味不明の場所に辿り着いて困り果てるとか、野犬の横をドキドキしながら歩くとか、タクシードライバーと揉めてみたりとか、そんな海外旅行らしい経験を色々出来て楽しかったです。
次はお隣のラオス行ってみたいですね。

2013年10月14日月曜日

風邪を引いた話

前回の振り返り記事で、体調、すこぶる良好!と書いていたが先週の土曜日。

翌日の日曜日、何だか頭痛いなと思って1日過ごしていたら、夜に一気に具合が悪くなりました。
すぐに寝たのですが、翌朝熱を測ったら、38度。一日中寝てました。

日本に居てもあまり風邪を引いたり熱を出さない私ですが、こんなこともあるんだなと思いました。
ちなみに今はおかげさまで体調は元通りです。

病中、に限らず普段もですが、食事についてはハノイで不便さを感じることが多いです。
一つは、ローカルの食堂は空いている時間が短いということ。皆がご飯を食べる時間しか空いていないことが殆どです。都心や外国人エリアは開いている店も多いですが、住んでいなければ移動が必要だし、値段も高めです。

もう一つは、昼間はいつでも開いているコンビニやスーパー、商店で手軽にしっかり栄養が取れる食事を買えないということです。
せいぜい、おやつみたいな菓子パン、チーズやヨーグルトなどの乳製品が買えるくらいです。

ハノイの人々のライフスタイルは画一的で、そうでない生活をしている人はごく少数なのでしょう。それで、24時間営業しているとか、手軽にいつでもすぐ食べられる食事がある、ということが大きなニーズになっていないように思います。
おそらく、市民の多くが家族単位で暮らしていて、マーケットで買った材料を家で自炊。もしくは近くの食堂。というライフスタイルなのでしょう。

会社に復帰した日、社員の人からミカンをもらいました。
ベトナム人は病気になると皆これを食べるんだよ。私の息子も風邪をひいたときに食べさせたんだよ。と言われました。日本でいうすりおろしリンゴみたいな感じでしょうか。

彼らがコンビニの便利さをそこまで必要としていないのは、こういうコミュニティのつながりで助け合っているからなんだろうなと思いました。


2013年10月5日土曜日

ハノイで半年を振り返る

ベトナムの社会起業家支援のプロジェクトに参加して半年が経ちました。
4月は国内でプロジェクトを進め、5月にベトナムの首都ハノイに飛び込みました。そして来年の3月に帰ってくる予定です。
ちょうど半分が過ぎたこのタイミングで、半期を振り返ろうと思います。

【仕事】
・4月~6月
プロジェクトの進め方を全く理解していなかった私は、プロジェクトの進め方にものすごく苦しんでいました。
合意形成を積み重ねるという概念すらなかった私は、3歩進んで3歩下がる状態。駄目なことはわかっていても、何がわかっていないかわかっていなかったので、なかなか苦しかったです。
社内でも、コイツは何をやってるんだろうと思われているんじゃないかという不安がつきまとう。
会社の方針が変わったのをしばらくたってから知らされて、信用されていない気がして凹んだりしていました。

・7月~9月
7月に入って、少しずつ状況は改善されました。
プロジェクト内、社内でのコミュニケーションの取り方に慣れ、仕事の仕方もわかってきて、徐々にペースをつかめるようになってきました。
成果出ているかと言ったらまだまだですが、むしろようやっと成果を出すことに正対できそうな感じです。


【食事】
・朝食
果物→食パン→シリアル→なし→菓子パン+豆乳という変遷を経ています。寒くなったら朝フォーするかもしれません。

・昼と夜
大体ローカル食堂行ってます。
昼はたまにパンとチーズと果物ジュースで軽く済ませることもあります。
夜は、コムビンザンというご飯+おかずを選んで食べる定食。

休日はいろいろ食べています。日本食食べたりハンバーガー食べたり、ローカル焼き肉食べたり。


【体調】
すこぶる良好で、まだ風邪ひいていません。一回だけ怪しいことがあったかな…。
下痢はよくありますが、元々お腹が緩い体質なので全然気になりません。
ご飯を欠かさず食べることと、睡眠時間の確保を全力でやっているおかげだと思います。


【人間関係】
コミュニティと言えそうなのが3つ。

・OXI(働いている会社)
たまに一緒にご飯食べたり、親族のイベントに参加したりしてます。
同族経営どころか従業員も親戚多いので、家族の一人みたいになっています。

・ハバタク(参加しているプログラムの主体)
自分と同じプログラムに参加しているいけのんと、運営側としてインターンしているみさち。
普段の仕事場は違いますが、休日は大体会っています。
境遇が同じなので仕事の話からプライベートな話までよくします。

・Golden Pigs(駐在員バスケチーム)
7月末から週末にバスケしてます。
当然のように皆さん年上なので可愛がってもらっております。
アフターが日本食なので食い意地を張ってしまう。

あとはこっちで新卒で働いたり留学している同年代の友達とか、仕事やらなんやらで知り合ったこっちの学生と遊んだりというのもあります。


【恋愛】
してない…


【語学】
・ベトナム語
赤子レベル。帰国までに幼稚園児レベルに達するかという所。

・英語
半年前に比べたら、仕事で使う語彙が増えたのと英語が比較的すぐ出てくるようになったところは向上していると思います。
ただ、3か月前ぐらいからあまりレベルは上がっていない気もします。
もっとレベルを上げるならインプットの絶対量、さらに上げるならフィードバックが必要だと思います。


【総括】
楽しく生活を送るのに何が必要か考えたら、「自己肯定感」だなと思いました。「自信」と言っても良いと思います。
では自分は何があると「自己肯定感」を持てるか。今のところは、「仕事の調子」と「周りとの人間関係」の2つのようです。

今年度私は、上記の二つともゼロの状態で始まりました。初めて会う人たちの中で、実績もない自分が仕事をする。プライベートでも、すべての人が初めましてという状態。
そんな中で、仕事の中で作る資料の一つ一つであったり、話をしたりご飯を食べたり、頼ったり頼られたりしながら打ち解けていく一人一人の人達が、自分の自己肯定感を少しずつ支えてくれるんだなと思いました。

ちなみに、「生活水準」も大切かなと思ったのですが、不便な生活こそ不幸でも、リッチな生活が自己肯定感を促すかと言ったらそれほどでもない気がします。今のところ。


2013年10月1日火曜日

日記が10万字を超える

ベトナムに来てブログを2つも立ち上げておきながらあまり更新してない私ですが、ブログとは別に日記をつけていて、こちらは毎日続いてます。

日記はワードにつけているので文字数がわかるのですが、先日10万字を突破しました。
10万字と言うと、新書1冊ぐらいに相当するのでしょうか。
5月11日に書き始めて、9月21日に到達したので、1日約750字書いている計算になります。

私は日本にいるときは日記を書く習慣はないのですが、海外に行くときはよく日記を書きます。
海外に行くと、違う言葉、違う景色、違う文化、違う食べ物、違う習慣に触れ、心が大きく反応します。それら諸々の新鮮な刺激と心の変化を憶えておきたいと思うので、日記を書きます。
五感で感じる初めての何かと、それに対する自分の素の反応を後から見返して、自分はこういう人間なんだ、という発見をしたり、何でこういう風に感じたんだろうと考えたりします。


日記をざっと読み返していると、自分の変化を早回しで見ているみたいで面白いです。
最初の一カ月くらいは、見るもの起こる事すべて新鮮なので、日記の内容も多いです。また色んな刺激に心が大きく反応していて、それについてよく内省しています。
それらが日を重ねるごとに次第に日常になっていき、心に留まる事柄も減っていきます。同時にストレスが減ってラクに生きられるようになり、自分がすべきことに集中できるようになっていきます。


ベトナムより以前の日記は手書きで書いていましたが、PCで書いたほうが良いですね。
データの方が紛失しにくいし手が疲れないというのもありますが、文字列で検索をかけられるのが大変に便利。これしたのいつだっけ?というのが即座に正確にわかるし、同じ頃にあった別の出来事と結びついて、立体的に状況が再現されます。


9月が終わって今年度の半分が過ぎたので、今週中に半期をまとめた記事を書こうと思いました。